まだコンクールの存在を知らない頃、実は乙女ゲーム会社Iへ面接を受けに行きました。
もちろん目的は、いずれシナリオライターになるため!
結果から言うと、面接は合格。
ですので、このページは純粋に乙女ゲームの会社へ就職を目指す方にもお役立ていただければ幸いです。
乙女ゲーム会社で…
- Q1. “いずれ”って?
- Q2. どうやって面接を?
- Q3. どんな服装で行く?
Q1.
“いずれシナリオライターに”って?
ひとまず別の部門へ入社し、いずれシナリオライターに異動するという考えです。
なんて考えだ!とお叱りを受けそうですね。
当時「ないない尽くし」な私は、シナリオライターという職業に近付くために一番の方法だと思っていました。
たとえ別の部門だとしても、その会社に入るメリットはあります。
異動を叶えるまで業界のことを学べますし、もしかしたらシナリオライターより興味深い職種に出逢えるかもしれません。
なんと言っても、乙女ゲームに携わること自体に私は強い魅力を感じていました。
Q2.
どうやって面接を受けるの?
応募自体は難しいことではありません。条件に合うなら誰でも応募は可能です。
以下は実際に私が行動した流れです。
- 募集職種の確認・確定
- 必要書類の準備・郵送
- 書類選考・通過
- 面接・合否
順を追って見て行きましょう。
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- 募集職種の確認・確定
シナリオライターに近付くための部門と言えど、まずは募集している部門を知らなければなりませんよね。
加えて、比較的乙女ゲームでメジャーな企業を目指したいところです。
募集職種や募集人数が多く、入り口が広くなると個人的に考えるからです。
メジャーな企業だと募集人数も集中しそうですが、そこは中途採用の強み。
「今だけ募集してますよ!」という大々的な告知をしていないので、見る人しか見ていない募集枠=空席を狙えるというわけです。
ということで、私はI社に的を絞りました。
募集している部門は、企業の公式サイトに掲載されています。
閲覧した当時はマネージャー職やクリエイター職、営業など幅広く募集していました。
シナリオライターも募集していたのですが、オリジナル作品を提出しなければならないため却下…。
他の部門で仕事するより、オリジナル制作物を出した方が早くない!?
そう思います。
しかし初めて作るオリジナル作品が、乙女ゲームのメジャー企業で有利に働くとは到底思えませんでした。そのため、就職する方が近道と考えたわけです。
募集職種には事務もありました。
自分の職歴を見ると最も有力な部門でしたが、せっかくゲーム会社に入るならゲームに携わることをしたい!ということで、広報に応募することを決意します。
雇用形態は、正社員・契約社員・アルバイトの3種。
私はアルバイト入社を望んでいたので「アルバイト」で応募することにしました。
ただし、「アルバイト」でも企業の募集要項からの応募です。
求人広告から応募するような気軽さはなく、中途採用とほぼ同じ扱い。そのため、作成しなければならない書類がありました。
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- 必要書類の準備・郵送
提出しなければいけない書類を作ります。主に以下の4点です。
言わずもがな面接応募に必須書類ですね。
中途採用では必須書類です。
過去に自分がどんな会社で、いつからいつまで勤務し、どんな業務に携わっていたかをPCで作成します。
なお、記述するのは過去に自分が働いた全ての会社です。
「分からない!」という方は……
項目別ポイント |
職務経歴書の作り方をまとめました。良ければ参考にしてください。
簡単に言えば、自分を売り込む文です。
こんなことが得意なので、御社で活かすことが出来ると思い…という内容ですね。
くれぐれも自慢にならないよう気を付けてください。
「~を送付致します」という同封書類についての一筆文です。
「お忙しいところ大変恐縮ですが~」と謙虚さも追加します。
ただ、これはなくてもいいそうです。
「なくてもいい」と言うことは「あってもいい」ということですので、私は同封しました。
ではいざ作成!
と取り掛かりたいところですが…
字が汚いから手書きは嫌だ…
と思っていました。
「汚い字でも一生懸命書けば伝わる」と言いますが、悲しいことに第一印象が「汚い」ことに変わりはありません。パッと見では一生懸命書いてることなんて伝わりませんし…。
書類選考だと、これだけで落とされるんじゃないかと心配なところです。
しかしほとんどのWebサイトで「自筆が当たり前!PC入力なんて印象悪い!」と書かれていますよね。
…わかります、そうかもしれません。
けれども出来ることなら手書きを回避したい!
そこで私は、「PC業務がメインの場合は有利に働くかも…」という僅かな声を支えに、履歴書をPC入力しました。自己PRと送付状は手書きです。
結論から話すと、履歴書がPC入力でも全く問題ありませんでした。面接官も「全然いいよ!」とのこと。
字を書くのが苦手な方、
就職する企業次第では不利に働くわけではないようなので、取り入れるのもアリです。
全てを準備できたら、いよいよ郵送。
封筒にきちんと必要な情報(送り主の住所や履歴書在中など)を書いて、郵便局の窓口へ持っていきます。
ポスト投函で済ませたいですが、いくつか書類を入れているので料金不足かもしれません。
家にある切手を組み合わせて貼ると見栄えも悪いですし、ここは重さを計ってもらって郵送完了とします。
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- 書類選考・通過
書類選考中に出来ることはありません。
書類が到着した旨の連絡もないので、ただひたすら合否(私の場合はメール)を待ちます。
しばらくすると採用担当の方から合否通知が…!
タイトルの「書類選考通過、面接のお願い」という文字を目にした時はホッとしました。
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- 面接・合否
メールで何度かやり取りをして日時を決めます。
あとは面接を受けて、再び合否連絡を待つだけ!
Q3.
どんな服装で行くの?
アルバイト応募ですが、きっちり中途採用級の段階を踏んでいるだけに私服で受けるのは気が引けます。かと言って、スーツは堅苦しい…?と難しいところ。なにせ面接していただくI社がスーツ勤務の企業なのか私服勤務なのか、全く見当が付きません。
なので私は、スーツ風で挑むことにしました。
「黒ジャケット」の裏地はほぼ見えることがありませんが、少しでもラフさを出すために(派手色でない程度の)柄物を。トップスはシャツだとスーツ感が出るので「丸首Tシャツ」。もちろん白色の無地です。「黒パンツ」はデニム生地を避け、靴は先の尖っていない、かつエナメルではない低めヒールの「黒パンプス」。
書き忘れましたが、バッグはキラキラしたものを避ければ何でも良し!
もはやスーツじゃん!という感じですが、就活生とは少しだけ違います。それで十分です。
身なりを整え、面接予定時刻5分強前に受付へ。
席に案内され、面接官が来れば面接スタートです。
どんな面接だったの!?
と気になる方が大半だと思いますので、次回はどんな内容だったかご紹介したいと思います。
ご覧いただきありがとうございました!