普段はなかなか書く機会がないため、必要となってから書き方を調べる人が非常に多い『職務経歴書』。
ということで、今回は面接時に好印象を与えた職務経歴書を紹介します。
自負するのは恥ずかしい話ですが、面接官から「見やすい!」と褒めていただいたので是非参考にしてください。
職務経歴書は…
- パッと見が大事
- 職務経歴書のテンプレ
印象狙い!
パッと見が大事
まず職務経歴書は、これまで自分が働いてきた全職歴を記した書類のことであり、PCで作成することが前提とされている資料のことです。
主に中途採用などの応募時に、履歴書とペアで提出を求められる重要書類のひとつ。
面接までの書類審査(選考)時に使う資料でもあるので、面接官の目線を意識して作成したいところです。
そこで最も大切なのは、いかに見る気(読む気)にさせるか。
パッと見た時、ギューギューでもスカスカでもダメ。
カラフルにすると見やすいと考える人もいますが、色使いは控えてモノトーンに。改行や改ページにも気を配りながら、“仕事が出来そうな雰囲気をかもし出す資料”に仕上げましょう。
どんな内容?
項目別の書き方
私が作成した職務経歴書と照らし合わせて、項目別に書き方をご紹介いたします。
この画像の職務経歴書テンプレートはページ下部にあるので、「まどろっこしい説明は不要!」という方は下部まで進んでください。
①書いた日付
・・・資料を作成した日です。提出日(送付日)に近い方が好ましいとされています。
②自分の名前
・・・書類審査を希望する者の氏名です。
いわば、職務経歴書の目次です。
「私にはこんな職歴があるので、こんな内容を書いています」というものですね。
これまで働いた全ての企業名を省略せず正式名称で書きます。
担当部署がなければ、自分がどんなことを担当していたか書きましょう。
たとえば私の場合、2社目はパソコン教室で指導(インストラクター)をしていたのですが、そこに部署名や担当名はありませんでした。
ですので「株式会社○○ パソコンインストラクターとして勤務」と記しています。
では次の画像を……
概略で書いた目次の内容を、古い経歴から順に書いていきます。
事業内容や資本金は正式に公開されているものを記入してください。店舗数や従業員人数は、自分が働いていた当時の数ではなく、現在公開されている数を記入します。
そんなの知らない!今さら分からない!
…とパニックになりそうですが、そこはご心配なく。
ホームページを持っている企業であれば、ある程度の概要が掲載されています。
企業のホームページがない場合や埋まらない項目がある際は、この項目自体を削除しましょう。
分からないものは仕方なし。
決して、自分で適当な数字を当てはめたりしないようにしてください。
表で作成している部分は、年月と共にどんな業務に就いていたかを短文で記述します。
勤務中に部署・業務内容が変わった場合や、自分がアピールできると思う出来事(昇格など)があればピックアップして別枠で書いてください。
たとえば私の場合…
こんな感じで書きました。
……さらけ出し過ぎて恥ずかしいですね。
私としてはすごく大変な仕事でしたが、おそらく業務内容としては大したことじゃない…と思います。けれども、なんだか大したことをしたように感じる文面に仕上げました。
ポイントは嘘を吐かず、偉大に書くこと。
1しかない経験も、表現次第では5や6にまで大きく出来るのです。
自分が頑張った経歴ですし、謙遜せず、価値ある業務だったと受け取られるような文面に仕上げてください。
もしもずっと同じ役職・同じ業務をしていたなら、そこはぜひ、ねつ造せずありのまま書くことをお勧めします。
同じことを継続して取り組んだことも、十分なアピールポイントです。
では最後の画像を……
これは必須内容ではありません。しかし貴重なアピールの場でもあるので追加しておきます。実際、面接時にこの内容から具体的な業務内容の話になりました。
一通り職歴を書き終えた後に、書類を提出する企業で役立つと思う自分のスキルを記述しましょう。
資格があれば資格を、なければWordやIllustratorなど具体的な名前で大いに結構です。
ただ、私としてはこの項目名がなんとも納得いかないので、もっとカッコイイ文言があれば変更してください…。
お役立てください
職務経歴書のテンプレート
ここまで説明してきた職務経歴書画像で使用しているWordファイルを公開します。
ファイル名をクリックするとダウンロードが始まるので、ファイルを開き、適所変更の上でご活用ください。
なお作成しているのは2社分のみの記入欄です。
ご自身でコピペやデリートして、必要箇所を増減させてください。
ここで注意!
私が配布しているデザインをそのまま提出するのではなく、多少アレンジして使用することをお勧めします。「あれ?この書き方、どこかでも見たぞ」という可能性を回避するためです。
せっかくの経歴を印象ダウンさせないよう、ぜひ自分なりの見やすさを取り入れて提出してください。
アナタの職務経歴書がうまく仕上がり、良い結果を残せますように!
ご覧いただきありがとうございました!