シナリオコンクールの具体例と書き方、第三弾。
シナリオを書いたことがない人向けに、シナリオコンクールに出す「シナリオの書き方」をお届けしています。
今回は、ストーリーやキャラの考え方を中心にお話しします。
シナリオは…③
- どこから考える?
- 書き方が掴めない時の裏技
ストーリーは…
どこから考える?
シナリオコンクールは、僅かながらシチュエーションとキャラ設定が決められています。
たとえば前々回の話で挙げた例…
登場人物
ヒロイン IT企業の総務部に務める23歳
カレ 同じ会社の3歳年上の先輩、もしくは上司
シチュエーション
年上カレとのオフィスラブ
このように決められていても、ストーリーにするにはもっと具体的にしなければなりませんよね。
では先に具体的にするのは、登場人物か、それとも物語の流れか…。
結論から言うと、
どちらからでも構いません。
私の場合、登場人物を明確にしてから物語を考える方が順序よく感じたのですが、意外に進みが悪く…。物語の軸を考えながら、並行してキャラを作り上げました。
「これを考えないと次に進めない!」と一点集中するのではなく、進みが悪いと感じたら別の事柄を考えるようにしてください。
時間は限られています。
出来るだけ効率よくこなしていきましょう。