ド素人でも大丈夫!
シナリオライターになる方法

にいどめ

「恋愛ゲームのシナリオライターになりたいけど、シナリオのことをよく知らないし…」

と胸に秘め続けている方、そのまま諦めてしまうのは早いかもしれません。
右も左も分からないド素人の私でもなれたのです。
入り口は意外と身近なところにありますよ。




マジか…

残念すぎる当時のスキル

世の中には、ド素人と言いつつも実はそこそこ出来る謙虚な人がたくさんいます。
しかし私は紛れもなく、何も知らないド素人でした。

どれほどのものか、下記をご覧ください。
「なりたい!」と思った当時の私です。

  • シナリオを書いたことがない
  • シナリオが何かよく分からない
  • 物語の書き方を学んだことがない
  • 学んでから目指そうという余裕がない
  • オリジナルのものを制作したことがない
  • 作ってから目指そうという余裕がない

見事な“ないない尽くし”。
あるものと言えば…

  1. 恋愛ゲームをプレイし倒したことがある
  2. 趣味で夢小説を長年書き続けてある

くらいです。
二番目を無理矢理「ある」で結ぶような文才しかありません。

まさにド素人!子どもが、

クッキーは1人で作ったことあるから、ケーキ屋さんになりたい!

と言っているようなものです。

ちなみに、ここで言う『余裕がない』は「時間と労力」のこと。
「時間が掛かって、どちらかと言うと面倒くさい」です。

何かを志す人間として最低な発言ですね。
しかし私は時間に対する焦りを非常に感じていました。

なぜか。
…というのは後半にお話しするとして、
当時こんな残念スキルの私がシナリオライターになる方法を調べてみると、3つの方法を見つけました。

おそらく…

大きく分けて3つの入り口

以下はシナリオライターになれるであろう3つの入り口です。
中には、“ないない尽くし”のままだと通れないものもあります。

  1. 専門学校や通信教育を卒業する
  2. 知識のない私には、きちんとした書き方を学べる点は魅力的でした。
    おまけに、ドーンと専門のコースを構えているということは、その業界と何らかの繋がりがある証。
    そのツテを頼りに、卒業後はシナリオライターの道が待っている…かもしれません。
    ただ、卒業までに時間とお金が必要です。

  3. 企業の求人募集を見て応募する
  4. 実は、比較的多くの関連企業で募集しています。
    「なんだ、なれるんだ~!」と目を輝かせて内容を見るとガッカリ…。

    「商業シナリオライターとして活動経験のある方」
    もしくは「過去に発表したオリジナル制作物を送ってください」という条件付きです。

    人材募集をしているということは、人手が足りないということ。
    企業はいち早く戦力にしたいため、すぐに判断できる何らかの実績を求めているというわけですね。

  5. 企業主催のコンクールに応募する
  6. アプリ配信会社がテーマを出題し、そのテーマに沿ったシナリオを公募する企画です。
    コンクールですので、入賞すると賞金が出たり、自身のシナリオを元にアプリが制作されたりします。

    つまり、入賞すればシナリオライターの道が確定するようなもの!

    このコンクール形式は、最近だと開催している企業をチラホラ目にするようになりました。
    ですが、年中開催されているわけではないので、時期を逃すと一年後…という場合もあります。

上記3つの出発点は“ないない尽くし”の私でも、行動次第で全てがシナリオライターへの入り口になります。

いくらでも学びに行けばいいわけですし、今からオリジナル制作物を作ればいい、入賞するシナリオを書けるよう努力すればいいのですから。

けれども!
上でもお話しした通り、当時の私は時間を費やすことに非常に焦りを感じていました。

私が抱く焦り

ずばり、年齢です。
私が「なりたい!」と思ったのは26歳。

一般的なヒロインの年齢は25歳くらいまでを基準に制作されています。
実際、私が担当したアプリのヒロインは初期設定23歳でした。

シナリオライターはヒロイン目線でストーリーを展開させるので、ヒロインの年齢で物事を捉え、想像しなければなりません。しかし自分の年齢は毎年増していき、ヒロインとの年齢差は広がるばかり…。

もしこの年齢差が大きく開いた時、
私はいつまでもヒロインの年齢で物事を捉えて書けるのか…?

価値観の想像に自信がありませんでした。
いつまでも若い視点で書き続けられる方を本当に尊敬します…。

焦る私が入り口を定めた方法

心の若さに自信がない私は、
「シナリオライターを目指して1年行動し、全く道が見えなければ潔く諦める」と決めていました。

ですので、もし……

最低でも約1~3年は必要になってしまいます。
業界に強い場所で学べるかという点も重要ですので、場合によっては卒業時「シナリオライター確定!即執筆!」と上手く繋がらないかもしれません。その場合、さらに時間を費やすことに…!

うーん…それは年齢的に困ります。ということで、学ぶ入り口は却下。

では次に……

オリジナル物を制作しようと考えました。
もちろん企業に提出するためだけの制作物ですが、採用に関係する材料ですので真剣に良いものを作り上げなければなりません。

イラストが描けない&アプリも作れない私に作れるものは…と考えていると、なんと!
それだけで丸3日を消費しました!!

小説やシナリオっぽいものの制作も頭に浮かびましたが、強みになるようなものが完成するとは思えず…。
ということで、企業の採用募集を入り口とすることも却下。

こうなると、残ったのはコンクール応募のみです。
結果的に消去法となりましたが、
私は残念スキルのまま、唯一挑めるシナリオコンクールが入り口となりました。

コンクールは…

誰でも応募できるの?

はい!
…と言いたいところですが、開催している企業によって条件が違います。

誰でも応募できない例としては、「商業シナリオライターとして活動されていた方に限る」というもの。
他にも条件を設定している場合がありますので、意欲を燃やす前によく確認してください。

当時、ド素人の私でも応募できるのはV社だけでした。
『応募条件:プロアマ問わず誰でも応募できます』
この文言に、「なんて懐の深い会社なんだ~!」と拝みたいくらいに感謝したのを覚えています。

そして私はこのコンクールに応募し、賞を逃したものの無事シナリオライターとなったわけです。

…そうなのです!
賞を取らなくてもシナリオライターになれました。

では一体どのようにしてシナリオライターになったのか。
次回はその経緯を始め、コンクール等の内容についてを具体的にお話しします。

番外編のご案内

ここまで「入り口は3つ」とお話ししてきましたが、実はもう1つ使おうとした入り口がありました。

コンクールという存在を知る前です。
私はまずこの入り口からシナリオライターを目指そうと考えていました。

ただ、一本道でない上にキッカケ程度でしかないので、入り口と呼べるかは非常に微妙です。
それでも別の面で参考にして頂けるかもしれないと思ったので、番外編としてお届けします。

<番外編1>
乙ゲー会社に就職!?

なぜ狙った?
どんな流れで?…etc

興味がございましたらどうぞ!

なお通常運転の次回は、賞を逃した私がどのような経緯でシナリオライターになったのかをお話しします。




ご覧いただきありがとうございました!